聞こえるかい
この音
出たらめに動いてる
ポンプスル心臓と
パンクしかいそうな脳
聞こえるかい
このノート
消えてしまう刹那を掴む
生まれてはすぐに死んでいく

一瞬
左手は万年忙しいだよ
右手はだってちゃんと働いているよ
指示を遅れよ
成りたいものの前で始めてるようじゃ
ダメだ

幽玄の中走っている
応化する暇もなく精一杯に
命令だ
解厄よどうか止めておくれ
日々の忘却曲線のストッパーは
どこにも売ってないよ
今あるもののすべて

贅沢だ
心に映すことが許されている間に
いつかあなたがこの破片
を拾って胸に飾るような
喜びが欲しいんだ
思い出はモーマクのシャッター音の数
灰と血液は懐かしさを含む
熱をくれよ
慣れないものの後ろで焦がれるのは
止めだ

永遠じゃないのは知っている
傷まれた残り離れられないよ
運命だ
青と赤どちらかを切ったって
手違いのエラー起こしたがっている
時間は変えないよ
今巡ってる季節
泣きそうだ
高さはひとつだけしかないことみたい
きっとあなたが微笑んだり涙を流すような
つきなみな幸せ

幽玄の中走っている
応化する暇もなく精一杯に
永遠じゃないのは知っている
刻まれた残り離れられないよ

今が欲しいなんて
叶いもしないなんて
だから愛しくなるのかな
失って忘れないように
こうして歌っているんだよ
鼓動、脈を鳴らす
心臓と脳が
尽きるまで